【医薬品・化粧品の品質管理について】2024年3月度メディカル物流ニュース|薬事物流ならフェイバリット

ISO13485
JQA-MD0138
東京メディカル物流センター
免疫分析装置の保守部品
における物流サービス
HOME > ニュースレター > 【医薬品・化粧品の品質管理について】2024年3月度メディカル物流ニュース

ニュースレター

2024/03/15

【医薬品・化粧品の品質管理について】2024年3月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの鈴木です。
ニュースレターをご覧いただきありがとうございます。弊社での品質管理について、ご紹介させて頂きます。

医薬品・化粧品などの保管環境の重要性

医薬品・化粧品の保管場所では、製品ごとに最適な条件が異なっており、保管環境次第では品質が保てず、期待される効果が発揮できない場合や、重大な副作用を引き起こす場合もあります。弊社では、医薬品・化粧品を取り扱う薬事倉庫として、品質管理に力を入れ、ISO13485・薬機法・GMP省令に準じて品質管理を行っております。

温度管理

家庭で目にすることのできる化粧品や医薬品、身近なところでは食品でも、保存について『直射日光を避けて』や『冷暗所』『高温多湿を避けて』などの文言を見たことがある方も多いのではないでしょうか。弊社の温度管理では保管エリアとして空調室・冷蔵室・冷凍室・常温と4つのエリアを設置し、製品の保管条件に合わせて適切な温度帯で保管を行っております。空調エリアでは、エアコンを使用し年間を通じて25℃前後を保ち温度ロガーによって設定された温度帯からの逸脱がないか、24時間体制での監視を行っています。温度ロガーの精度についても外部の校正機関にて年に1回、校正を行い国家標準をクリアした物を基準機とし、複数保有している温度ロガーも社内校正を実施することで品質を保っています。冷蔵室/冷凍室にも上記同様に温度ロガーを設置し、制御パネルと合わせ、二重の管理を行っております。エリア内でも温度マッピングを実施して平均値を算出するなど、エリア全体の温度の状況の確認を行っております。また、異常時発生時には警備会社、現場管理者へ発報し緊急対応を行い、センター内で所有しているPCへ通知されることで万が一の場合にも影響を最小にとどめます。


害虫モニタリング

体内に入る医薬品・化粧品を取り扱う上で感染症や細菌の媒介として屋外から侵入してくる虫は非常に厄介な存在です。当社では、害虫の侵入に対しての対策も実施しております。扉の隙間をクッション材を使用して塞ぐ事や、作業者の扉の開け閉めに対しての監視を行うことで害虫の侵入を防いでいます。また、作業プロセスの監視項目として床などを這ってくる虫と飛来する虫、2種類の捕虫器をそれぞれの生態に合わせ壁際、換気扇周辺、扉周辺などに設置して捕獲された害虫をカウントすることで害虫モニタリングを行っています。設置してから35日以内に交換しカウントを行うことで、侵入数の増減の監視と死骸などの撤去を定期的に行っております。


弊社では医薬品、化粧品だけでなく精密機器や動物用医薬品、医薬品原料や培地など品質管理が求められる製品の取り扱い経験が多数ございます。お困りごとがございましたら是非、ご相談ください。

担当者から一言

皆様こんにちは。品質保証室の鈴木です。物流通信をご覧いただきありがとうございます。今年の冬は、寒暖差により体調管理に苦労しております。寒暖差アレルギーという言葉を良く耳にしますが私もその1人です。体の一部に蕁麻疹が出て仕事に集中できない時があり、大変です。冬日があった翌日に夏日を記録するところもありやはり地球温暖化による要因が大きいのでしょうか。私は、通勤に車を使用していますが周りを見るとハイブリット車を多く見かけるようになりました。二酸化炭素の量も確実に減っていると言われています。当社もSDGs宣言して少しずつ取り組みを開始しています。私個人としてもアイドリングSTOPによる二酸化炭素の削減や家族でも食事の作り過ぎや食材の買い過ぎなどに注意しており食品ロスも出来る限り減らすようにしています。

精密機械部品物流

ブログ