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ニュースレター

2023/12/15

【OTC医薬品の推移について】2023年12月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの池田です
先日、OTC医薬品の推移というニュースを見る機会がありました。OTC医薬品とは、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋が無くても購入できる医薬品です。ちなみにですが、OTCとは「Over The Counter(カウンター越しの)」の略でカウンター越しにお薬を販売するかたちが由来とされています。

メディカル物流トピックス

【化粧品のような医薬品】

医薬品は病気や疾患を治すものですが、成分次第では医薬部外品や化粧品になるものもあります。
たとえば「ヘパリン類似物質」というものがあります。これは皮膚の乾燥や炎症、肌荒れ、しもやけの治療傷あとや火傷のあとを治療する効果があります。医薬品では第2類医薬品として販売されています。一方で医薬部外品としてスキンケア品として販売されているものもあります。成分の含有量や効果などによって、医薬品に分類されたり、医薬部部外品や化粧品に分類されたりと、同じ成分がはいっていてもその内容で分類が変わります。


【医薬品に該当する製品にはご注意を】

お問合せの中には、「化粧品を取り扱えますか?」という内容でお話を頂く事があり、詳しくお聞きしてみると実は医薬品であった、医薬部外品であったという事もあります。物流をお受けする場合、倉庫側で必要となる許可が異なり、管理体制なども内容に合わせて対応する必要があります。
物流のお問合せを頂く際は、そのあたりも詳しくお聞かせいただけると大変助かります。

製品に記載されている内容で分かります

製品の裏側とお伝えすればご理解いただけるかと思いますが、裏に書いてある表示の一部分に必ず分類が記載されていますのでそちらを見てみてください。分類以外にもいろいろ書いてあるので、危険物や劇物、なんて記載があったらそれはそれで別な対応が必要になりますのでご注意ください。

改善提案のご紹介

レイアウト変更による作業効率改善

不便なレイアウトも慣れてくると違和感を感じなくなってしまいます。送り状の発行後に複合機へ向かう導線と、検品後に出荷処理用PCへ向かう導線が交差していましたが、社員による改善提案の一環として、レイアウトを見直し作業効率と導線交差による事故の防止を両立しました。

担当者から一言

皆様こんにちは。今回も物流通信をご覧いただきありがとうございます。私は入社以来10年間程東京物流センターで勤務しており、半年に1回必ず棚卸を実施しています。現在、東京物流センターでは約5,000品目を取り扱っており、今年の3月にも棚卸を実施したのですが、入社以来初めて全品目で棚卸差異ゼロという結果でした。棚卸差異ゼロを達成できたことをとてもうれしく思っています。全従業員が日々決められた手順を守って正確に作業を実施してくれていることで、こうした結果を出すことができたと思います。今後もこういった基本を忘れずに作業をしていきたいです。私たち従業員全員でよりよい物流サービスをお客様に提供できるよう、日々の作業を確実にこなしていきます。

他にお伝えしたい事もたくさんございます。詳細は弊社ホームページをご覧下さい。見学希望もお待ちしています。

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