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2023/10/13

【後発医薬品(ジェネリック医薬品)】2023年10月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの山本です。ニュースレターをご覧いただきありがとうございます。
今回は「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」に関する内容をお届けいたします。

メディカル物流ニュース

【後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは】

「先発医薬品」と呼ばれる、臨床試験(いわゆる治験)等によって新しい効果や効能の有効性や安全性が確認され承認された医薬品に対し、先発医薬品の特許が切れた後に同一の成分や規格等で、治療学的に同等であるとして承認される医薬品が「後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)」と呼ばれています。後発医薬品は研究開発にかかる費用が抑えられるため、副作用を抑える研究や効果や効き目を高める研究が進んだもの、市場価格が抑えられたものが多く、新規参入企業も多く見受けられます。

【後発医薬品(ジェネリック医薬品)の普及促進と現状について】

後発医薬品が普及することで、患者負担の軽減や高騰する国の医療費抑制にもつながります。厚生労働省では2013年4月に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を策定し取り組みを進めてきました。その後2021年6月の閣議決定において「後発医薬品のさらなる品質および安定供給の信頼性確保を図りつつ、2023年度末までにすべての都道府県で80%以上とする」とする新たな目標が設定されました。2022年度の普及率は79.0%となっています。今後は更に需要は高まることが予想され、薬事物流による管理の重要性も高まることが予想されます。

【効果や効き目、安全性について】

後発医薬品は先発医薬品と同一の有効成分を含み、効き目や安全性が同等であると厚生労働省が承認した薬です。医薬品メーカーによって飲みやすい形や大きさにするなど工夫がされていてより服薬しやすいよう製造工夫がされています。とはいえまったく同等の成分ではないため、処方にあたっては薬剤師の方とよく相談をして使用を決めることをお勧めします。こうして開発された薬品を皆様の手元に安全にお届けするためには、製薬企業や卸における保管配送状況や温度管理についてしっかりと管理された薬事物流網が重要になります。当社では薬事物流に関して、温度管理による保管配送や管理を行っています。薬事物流に関してお悩み事や相談事がございましたら、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

改善提案のご紹介

【チェックリスト自動作成システム】

お客様からいただいた出荷指示データを手動で加工し、出荷チェックリストを作成していました。

【問題点】

手動でデータ加工を行っているため、作成に時間がかかっていました。

【改善内容】

ボタン2つで簡単にチェックリストを出力できるプログラムを作成。自動化によってリスト作成自体にかけていた時間を他の作業に使うことができるようになりました。弊社では、様々な改善活動を通して作業をより効率的に実施できるよう工夫をしています。

担当者から一言

皆様こんにちは。今回も物流通信をご覧いただきありがとうございます。東京物流センターの山本です。熱い夏が続いていましたが、ようやく過ごしやすい季節となりました。私は花粉症でつらい季節です。花粉症といえば春というイメージがありますが、花粉症の人のうち約15%の人が秋に症状を訴えているという報告があります。花粉症の薬も様々な種類があります。私は、購入したお薬が合わずつらい日々が続いていましたので薬局で購入時に薬剤師さんに相談したところ、効果だけでなく生活習慣に合わせて最適と思われるお薬を紹介していただき症状を改善することができました。お薬を服用する時は、その特徴をよく理解して自分に合ったものを選んでください。

他にお伝えしたい事もたくさんございます。詳細は弊社ホームページをご覧下さい。見学希望もお待ちしています。

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