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有機触媒を使った製薬方法
こんにちは。フェイバリットの佐藤です。
先日テレビを見ていたところ、とても興味深い研究を見つけました。
有機触媒や人口酵素を使って製薬する研究をしているという内容です。
製薬の際に成分を結びつける工程があり、それに使用されることが多い化学物質が金属触媒です。使用される金属には金・銀・パラジウムなどがあり希少で高価なものです。新薬の開発や大量生産にもこの金属が使われる為、価格は高くなり、さらには有害な廃棄物が排出される可能性があるそうです。

この問題を解決する為に人工的に作られた酵素を用いて薬を生成する研究が進められています。この酵素は変形する事で、あらゆる物質と結合する事ができるといいます。金属では難しいとされることもこの酵素で対応ができ、酵素は安価で薬自体の価格を下げる事もできるとありました。自然由来成分を使う研究もされていて、環境に優しく、人にも優しい製薬となる、とても素晴らしい研究だと感じました。
弊社でも色々な医薬品をお客様からお預かりし、ご依頼に合わせて保管や発送をしています。薬が安くなれば、今まで以上に作りやすくなり、色々なメーカー様や販売会社様がたくさん薬を販売する事になり、これまでになかった新薬や様々な特性の医薬品も販売されることになると思います。
私たちもあらゆる特性や販売方法、保管方法に対応ができるよう日々情報の収集や勉強をし、ご依頼に柔軟に対応できるように日々準備をしています。