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2023/04/15

【陽子線治療について】2023年4月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの佐藤です。ニュースレターをご覧頂きありがとうございます。今回は「陽子線治療」に関する内容をお届けいたします。

【装置が巨大な陽子線治療が身近な存在に】

日本人の2人に1人がかかる可能性がある病気「癌」、その治療方法として陽子線治療というものがあります。大型の装置を使った治療方法ですが、これまでの装置は大きさ約12メートル、重さ約200トンという巨大な装置になります。この大きさとコストの高さから日本国内では19施設にしか導入されていませんでした。
先日のニュースで、東京都の江戸川区にあるビードットメディカルという企業が小型の陽子線治療装置を開発し、今月都内の病院に導入された事が発表されました。その大きさはなんと4メートル、重さにいたっては20トンと大幅に小型化された装置です。
この装置が東京都内に設置されたのはこれが初めてで、治療を受けやすい環境が東京近郊にできたという事になります。導入のコストも従来の装置に比べて半分程度に削減できるという事で、導入する病院側の負担はもちろんですが、治療を受ける患者様の負担も軽減されるという事になると思います。
この陽子線治療は、X線を使う放射線治療に比べ、癌の周囲にある正常な細胞へのダメージを少なくすることができる事が特徴とされています。癌の治療は段階にもよりますが、患者様への負担は大きいので、陽子線治療が出来る場所が増えることは大きな前進と思えます。

【フェイバリットの医療機器物流サービス】

弊社は薬事物流を強みとしており、色々なお客様からのお問い合わせにお応え出来るよう体制を整え、さらに強化を図っています。医療機器も日々進化していると思いますし、我々も日々情報を収集しあらゆるお客様のご要望に対応できるようにしております。現在は東京都昭島市、武蔵村山市、そして神奈川県の大和市に薬事拠点を持つ当社ですが、業務拡大に伴い新たな拠点設置を検討もしており、お客様のご要望にお応えすると共に、付加価値をつけた物流サービスを提供できるように日々邁進しています。

案件のご紹介

医薬品原料の保管発送業務

〇今回は下記の案件についてご紹介させて頂きます。
内容は以下の通りです。

①取り扱う製品は医薬品の原料で、海外から輸入します。
②製品はファイバードラムに入っています。
③納品先は日本国内の製薬メーカーです。
④医薬品製造業許可が必要です。

いずれの作業も可能で、対応を進めているところです。製品は右記のようなドラムに入っており、パレット保管します。当社の大和センターでは医薬品製造業を所持していますので、そちらをご案内させて頂きました。最初は物量が少ないですが、今後増える見込みとの事。物量にもよりますが、増加となった場合は保管エリアの拡張や他センターでの対応も検討しております。

改善活動のご紹介

手入力作業をRPAで全自動化

お客様から送られてきた製品のWMS登録作業を全自動化する改善をおこないました。

これまでは1件の戻りで13項目もある入力作業を手作業で進めていました。手間もかかるほか、間違う可能性もありました。

そこで当社の社員がRPAを活用し、13項目の入力作業を自動化。月に数十件、200品目以上の手入力作業を、ほんのわずかの時間で完了させることができるようになりました。

精密機械部品物流

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