医薬品DTxについて|医薬品の物流ならフェイバリット

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2023/04/15

医薬品DTxについて

フェイバリットの田代です。
最近急に暖かくなったように思います。先日富山では28度を観測し、都内でも25度と汗ばむ陽気でした。少し前まで寒さを感じていたのが信じられません。

弊社では、お客様からのご依頼で医薬品、医療機器、化粧品、精密機器など色々なジャンルの物流業務を委託され作業をおこなっています。その中で、医薬品に関して昨今「DTx」というキーワードを目にします。

DTxとは「デジタルセラピューティクス」の略で、医学的疾患や疾病の予防、管理、治療のために、エビデンスに基づく治療的介入を行うものと定義されています。「デジタル治療」と呼ばれ、そのデジタル技術で疾病の予防や診断・治療を支援するソフトウエアなどを指します。日本国内で、このDTxを販売するにはPMDAを通して薬事認証を取得する必要があります。

日本国内の動向としては下記の企業様がDTxを展開しています。
・株式会社CureApp様 ニコチン依存症を対象とする治療アプリ。
・アステラス製薬様     糖尿病患者向けの治療アプリ。
・塩野義製薬様       ADHD患者向けの治療アプリ。

このアプリだけで治療ができるというわけではありません。
医師の診断を受け、必要に応じてお薬も処方され、DTxを併用して治療をしていきます。

我々フェイバリットでも一般用(OTC)医薬品ではありますが、お客様から医薬品をお預かりし、その物流業務を代行させて頂いております。当然ながら業務中に製品劣化となるような事がないように品質管理もしています。WMS(倉庫管理システム)も使用しており、入出庫の履歴はもちろんの事、ロットや使用期限の管理もWMSでしています。

保管環境も外気の温度変化に影響を受けることなく、一定の温度に保たれた倉庫内で製品を保管する事ができる場所をご提案させて頂きます。色々なご要望もあるかと思いますので、わたしたちはそのご要望に対応できる体制を整えています。

医薬品を取り扱う上で、医薬品の店舗販売業許可や卸売販売業許可が必要です。個人のお客様向けに発送を行う場合は医薬品店舗販売業許可、代理店や病院様に発送するには医薬品卸売販売業許可が必要です。

医薬品の入出庫、保管、流通加工、輸送発送などでお困りの事がございましたら是非フェイバリットへご相談下さい。

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