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2021/11/13

【規制緩和による医療機器産業の成⾧は・・・】2021年11月度メディカル物流ニュース

メディカル物流ニュース

規制緩和による医療機器産業の成⾧は・・・

先の衆院選では自民党が絶対安定多数である261議席を獲得したことが話題となりました。
これにより当面、岸田内閣は安泰といったところでしょうか。
岸田内閣では「成⾧と分配」を掲げ中間層を拡大する為に「アベノミクス」の見直しも迫られています。
今回は「アベノミクス」で戦略産業と位置付けられた医療機器産業のその後の成⾧を見ていきたいと思います。

アベノミクス3本の矢の一つである「成⾧戦略」により
医療機器分野を戦略産業と位置付け、規制緩和などで成⾧を促してきました。
下図は平成22年から令和元年までの医療機器の生産金額の推移です。

アベノミクスは2012年(平成24年)に発表された政策ですが、
指標となる2010年(平成22年)と令和元年の生産金額を比較すると150%程伸⾧しています。
規制緩和をチャンスと捉え新たな開発の促進や新規参入が増えたことが原因と考えられます。

そんな中、弊社も医療機器を扱う物流企業としてたくさんのお問合せをいただいております。
規制緩和されても医療機器は「医薬品医療機器等法」で規制されており、法の遵守が求められます。

初めて医療機器分野に参入し、物流の外部委託を検討されている企業様がおりましたら
是非フェイバリットにご相談ください。

こんな問い合わせいただいております

問い合わせ内容
  1. 一般医薬品(OTC医薬品)を取り扱いたい。
  2. 製品は代理店や販売店に納めます。
  3. 必要となる業許可取得はこれからする。
  4. 今後EC通販も視野に入れている
東京メディカル物流センターのご提案

今回の最大の課題は医薬品を取り扱う為の許可である「医薬品卸売販売業許可」の取得でした。
当社の倉庫で病院や薬局、薬店向けの医薬品物流作業を行う場合、
お客様の名義で販売業許可を取得し管理をしなければなりません。
薬剤師の手配、薬機法上の要件確認、管轄の保健所とのすり合わせ、許可申請など、
お客様が対応しなければならない事がたくさんあります。

当社は薬事物流を得意としておりこれまでの知識経験を活かし、
医薬品の販売業取得支援をさせて頂きました。
薬剤師の手配や保健所対応もさせて頂きました。
作業場所は6月にオープンしました大和センターをご提案し、
取り扱いができるよう設備の準備も当社で対応致しました。
今後EC通販も検討されておりますので、店舗販売業の取得支援も予定しています。
同様の件でお困りでしたら、フェイバリットまでご相談下さい

物流改善コーナー

作業手順書の改善

弊社では毎月改善提案活動を行っております。
先月は現場のパートさんから「作業手順書の改善」という提案があり表彰されました。
改善前は文字が主体の手順書でしたが、改善後はイラストや画像を組合せ
誰が見てもすぐに作業内容を理解できるものになりました。

フェイバリットグループでは医薬品、医療機器など薬事に関わる商材を多数お預かりしています。
その中で作業の標準化はミスを防止する上で非常に重要です。
弊社は9月決算ですが今年度は1,000件を超える提案がありました。
お客様に選ばれ続ける物流企業になる為、現場一丸となって効率・品質の向上を追求しています。

担当者からの一言

東京都のコロナウイルス感染者が減少してきました。ワクチンの3回目接種も計画されているようです。
私は先日2回目の接種をしてきましたが、噂通りの症状が出て1日寝込みました。
医療従事者の方に迷惑は掛けられませんので当然の事だとは思っていますがやはり苦しい症状ですね。
健康でいられる事がとても幸せなことであると感じさせられる今日この頃です。

業務部業務推進グループ 田部 太

精密機械部品物流

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