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【市場拡大。医薬品ECや化粧品ECの発展性】2021年5月度メディカル物流ニュース
メディカル物流ニュース
医薬品ECや化粧品ECの発展性について
コロナウイルスにより、購買の流れも「店舗で買う」から「通販で買う」割合が増え、BtoC向けのEC事業は年々市場規模が拡大しています。
物流においてもEC通販の拡大から、新たにECを行いたいというお問い合わせが増えました。
特に増えたのが「医薬品」です。医薬品や化粧品のEC化は、2019年度の時点でEC市上全体の6%となっています。
書籍文房具の分野は約42%で大きな差がありますが医薬品のEC物流の問い合わせ数が増えてきている状況から、今後医薬品や化粧品のEC化が大きく進むと思われます。(下記表参照)
但し、医薬品や化粧品などの物流をアウトソーシングする場合、薬機法に定められた製造業許可や販売業許可が必要になる可能性があり注意が必要です。
2019年 | ||
---|---|---|
EC市場規模 (億円) |
EC化率 (%) |
|
事務用品・文房具 | 2,264 | 41.75% |
書籍・映像・音楽 | 13,015 | 34.18% |
家電・AV機器・PC | 18,239 | 32.75% |
生活雑貨・家具 | 17,428 | 23.32% |
医薬品・化粧品 | 6,611 | 6.00% |
衣類 | 19,100 | 13.87% |
新倉庫情報
フェイバリットトピックス
SDGsの対応
多くの企業様でもSDGsの取り組みをされていると思われますが、フェイバリットでもSDGsの取り組みをしています。
例としましては
再生可能エネルギーの普及拡大、M3PSP導入による医療情報の提供、モチベーションクラウドによる組織状態の可視化と改善、内部・外部も含めた教育研修の実施を行い、SDGsで掲げられている目標達成にむけた活動をしています。
こんな問い合わせいただいております
問い合わせ内容
東京メディカル物流センターのご提案
直近で業務開始をしたいとの事で、対応できる倉庫をさがしておられました。
弊社では今月完成予定の大和センターが、医薬品製造業許可を取得する他、BtoB向けに必要となる医薬品卸売販売業許可も、当社倉庫でお客様が取得する事で対応可能とお伝えしました。
受注から発送までをシステム化することで効率の良い運用を行える事も提案させて頂きました。
発送につきましては、ヤマト運輸、佐川急便等を安心料金でご提案させて頂いており、お客様及びエンドユーザー様に満足頂けるご提案を差し上げました。
その他に細かい条件もお聞きしておりますので、お客様のご条件に合う運用が出来るよう準備を進めています。
薬事対応が必要となる業務でお困りでしたら、弊社までご相談下さい。
担当者からの一言
ファイザー製のコロナワクチンが低温温度(2-8℃)で一か月保管できるとニュースが流れました。
今まで冷凍だったワクチンが冷蔵保管になった事で、取り扱う側の負担も軽減されます。
又、21日にアストラゼネカとモデルナ社のワクチンが承認される事が決まりました。
コロナ終息に向け世界が動いてる事を実感します。
医療現場、保健所、コロナに関わる方々の心労は計り知れませんが、少しでもお役にたてられるよう、物流面で頑張っていきたいと思います。
業務推進グループ 田部 太