冷蔵・冷凍・定温の小口配送、BCP(事業継続活動)対応について|医薬品の物流ならフェイバリット

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2016/08/19

冷蔵・冷凍・定温の小口配送、BCP(事業継続活動)対応について

みなさんこんばんは。
業務推進室の新渕(ニイブチ)です。1カ月間大阪で研修をしておりましたので、
久々の東京出社に体を慣らしている最中です。
大阪では、主に製造ラインの最終工程である流通加工を中心に勉強して参りました。
食品・ポップ広告・医薬部外品・化粧品など、様々な物を大量にセット組していく現場では、
日々品質と生産性を追求するべくいろいろなアイディア・意見を出し合っています。
いずれ東京でも流通加工ラインを立ち上げたいと考えておりますので、
ご期待いただいている皆様、もう少しお待ち下さい。
もし流通加工に興味がおありでしたらこちらをご覧下さい。

有限会社セゾン
http://www.saison-limited.com/business.html

さて、以前「定温物流にイノベーション!」でご紹介した保冷材(のような物)ですが、
ついにフェイバリットでテストすることが出来ました。

※以前の記事はこちら
定温物流にイノベーション!アイスバッテリーについて

今回はメーカーさんよりサンプルをお借りし、毎時間の温度測定を行いました。
その様子はこちら。

20160819_01

なんとも強固そうなケースです。
保冷材(のような物)はどうセットするかというと、こちらです。

20160819_02

フタ裏にセット出来るよう網がついています。
そしてお待ちかねの温度ですが、今回はチルド設定ということですが、なななんと!

20160819_03

室温23.3℃に対し3.7~4℃をキープ!何時間キープできるかというと、
本日のテストでは6時間はキープ出来ています。更に保冷剤の量で効果時間を延ばすことが出来るので
12時間、24時間、36時間と必要な時間に対応することが出来ます。
※専用ケースの容量により保冷材を入れられる量は異なります。

本日の外気は最高35℃程になったことを考えると驚きの保冷力です。
この後、どこまで保冷力が保てるか非常に興味深い所です。
また、保冷材の温度設定は-25℃~25℃と指定できますのでいろいろな物に活用できるのではと思います。

利用方法は小口梱包で常温品との混載や、災害時の対応(BCP対応)として緊急時の長時間保冷にも役立ちます。
冷蔵だけで無く冷凍にも対応できるという特徴を持っているので、医薬品業界にも大きく貢献をすることでしょう。
興味がありましたら是非一度弊社までお問い合わせください。

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