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手順書~医療機器・化粧品・医薬部外品・医薬品の物流・倉庫・流通加工ブログ~
皆さんこんにちは。業務推進室の新渕(にいぶち)です。
最近めっきり冷え込んできて、冬の訪れを感じさせるようになりました。
個人的な話ですが、先日とある方からのお話に感化され、楽器に使うコンパクトエフェクターの作成を
始めました。(私の担当はベースです)
私は素人で回路図(手順書)が読めませんので、購入時にお店に有った見本品を写真撮影し、
それを見て作成をスタートさせました。基板、配線、配置と細かく撮影したので準備は万全。
ところが、ネットで調べたり知人に教えてもらったりしながら何とか完成にこぎつけたものの、
全く音が鳴りませんでした。ウンともスンともいいません。
はんだの手直しや配線の付け直しなど、一週間ほど試行錯誤しましたが、音は鳴らず。
結局部材を購入したお店に持ち込んで教えてもらい修正をしたところ、ようやく音が鳴りました。
原因ですが、見本にしていた店頭の物は、実は部品が欠落していたものだったのです!
私はそれを知らずにコピーした為、鳴らなかったんですね。そうです鳴るわけがないんです。
お店の方にお話を伺うと「参考見本」とのことでした。
・・・基になる回路図(手順書)は重要だ、と強く認識し勉強を始めました。
ちなみにこれは医療機器や化粧品などの物流の現場作業にも通ずるところがあります。
弊社ではQMSに準じて運用をしていますが、倉庫での入出庫や流通加工などに必要な
マニュアルを整備するとき、文字だけでは伝わりにくいこともある為、写真を多用します。
特に流通加工においては方法、向き、位置、傾き等細かく仕様が決まっています。
その時使用するマニュアルにおいては、上記の例から言ってもやはり「参考見本」ではなく「実際の現物」で
あるのが望ましいですね。
何故なら私の様な素人は回路図(手順書)を読み理解することよりも先に、写真を参考に作ってしまうからです。
手順書、手順書、といっても、実際に使用したときにどうかが大切で、しかも「知らない人が見ても分かる」
手順書ではないと効果をなさないのだということを改めて思い知らされました。
品質に直結するものであるからこそ、妥協はできません。
東京メディカル物流センターでは、上記に注意して今後もマニュアルを作成していきます。
◆東京メディカル物流センターでは医療機器・化粧品・医薬部外品・医薬品に関するさまざまなサービスを提供させていただいております。
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