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夏場の医療機器・化粧品の保管について【メディカル物流通信・バックナンバーのご紹介】
メディカル物流ニュース・夏場の医療機器、化粧品の保管について夏は医療機器、化粧品にとっても大敵 夏本番、医療機器にとっても油断できない季節になりました。医療機器は常温で保管できる製品もありますがお客様から指定される上限は30℃が多く中には25℃もあります。通常は一般空調でコントロールできる範囲ですが真夏は窓の位置、方角、階数、天井高等により上限に近づく場合も想定されるため一番悪い条件下で温度測定します。お客様毎に温度基準管理書に基づき温
デジタル技術が倉庫内作業を変える【メディカル物流通信・バックナンバーのご紹介】
メディカル物流センター・デジタル技術が倉庫作業を変える弊社でも導入しているラベルプリンターは流通加工のラベル作成には欠か せない電子機器ですが IoT(Internet of Things)を実装した機種がありまし た。複数の拠点で配備している機器を一元管理できるなど素晴らしい機能 を備えているようです。他社様では、先日の熊本地震の際、被災したユー ザーのラベルプリンターが正常稼働することを確認でき、ユーザーに連絡で きたそうです。また
海外医療機器メーカーの監査【メディカル物流通信・バックナンバーのご紹介】
メディカル物流ニュース・海外医療機器メーカーの監査◆海外医療機器メーカーの監査先日、海外から監査の為、弊社センターにお客様がお越しになられました。ペ ストコントロールやセキュリティーなど建物設備の説明の他、品質管理体制につ いてもご説明させて頂きました。質問も多岐に渡りましたが、特に気にされていた ことは、品質管理面です。受入れ検査の検査方法と判定基準。適合品・不適 合品の扱い。また、各種作業の手順書や作業者の力量も重視されていました。
薬機法での化粧品取り扱い罰則事例【メディカル物流通信・バックナンバーのご紹介】
メディカル物流ニュース・薬機法の罰則について「化粧品をこれから扱う」「起業して化粧品を輸入販売したい」と言ったお客様から薬事 法の対応についてご相談を頂くことがあります。私たちも精確にお答え出来るよう日々 努めております。今回は勉強会の資料の中にありました罰則事例を一件ご紹介いたし ます。 【前提】医薬品だけでなく、化粧品の輸入・販売でも、化粧品製造販売業許可が必要と されます(薬機法12条)。さらに、輸入した化粧品の包装・表示・保管な
医薬品のネット通販
医薬品をネット通販で購入できるようになってしばらくたちますが、 薬機法はまだまだ物流の現状に当てはまらないように感じます。 その理由の一つに、医薬品のネット販売(いわゆる特定販売)は、 店舗から発送することを条件に許可されているということがあります。 雑貨等のネット通販においては、物流をアウトソースするのが一般的です。 一方医薬品は、体への影響を考慮して薬剤師(または登録販売者)のいる店舗から 発送しなければならないと規定されている為、