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1社のお客様から始まった 18年間の歩みと品質管理の歴史 2025年10月度メディカル物流ニュース
フェイバリットの品質管理の歴史
2007年、当社は1社のお客様からスタートしました。
あれから18年。現在では数十社のお客様からご信頼を頂き、薬事物流を中心に事業を展開しています。医療機器や医薬品、化粧品など、人の健康や美に直結する製品をお預かりする。これは通常の物流とは全く違う、高い品質が求められる仕事です。
正直に申し上げて、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
でも、私たちには「お客様からお預かりした製品を、高い品質で守り、お客様の事業の発展をサポートする」という強い想いで業務を行っています。
振り返ってみると、当社の歩みは「品質管理体制の進化」そのものでした。
この品質へのこだわりを、フェイバリットの歴史で振り返ってみます。
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2007年 設立
2014年 QMS導入
2015年 医療機器製造業(包装・表示・保管)登録取得
同年に化粧品製造業、医薬部外品製造業、高度管理医療機器販売業の許可を取得
2018年 品質保証室が発足
2019年 ISO13485取得
2024年 GMP導入。適合性調査の審査をクリアし認証交付随時
製造販売業者様の監査、行政の監査を受審し、全てに適合
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これらの許可や認証などは、ただの「法令順守」で「取得すればいい」というものではありません。一つひとつが、お客様への品質のお約束であり、私たち自身の業務を正確に行っていることの証明でもあります。
そのルールに従い全ての業務を手順化し、その結果を記録しなければならないということになります。それはお客様に「安全と安心」を保証するための取り組みです。
6期連続在庫差異ゼロ、その裏側にあるもの
当社の一つのセンターでは、棚卸での在庫差異ゼロを6期連続で達成しています。昔は棚卸のたびに十数件もの差異が発生し、その度に原因究明に追われていました。では昔と比べ何が変わったのか。
答えは、「現場の一人ひとりの意識と行動」です。
例として、このセンターでは、お客様の夜間出庫があり、差異要因の一つでした。出庫はご担当者が手書き伝票を作成し出庫。翌朝にWMSデータの更新がされます。以前は伝票の管理はしていたものの、データの更新がされたかの確認をしていませんでした。そこで、毎朝データの更新状況と、伝票と相違無いかの確認を実行しました。確認を行う事で差異発生を防ぐことが出来ました。
在庫差異の原因になる事象が発見されたら、その日のうちに事象を検証し、対策を徹底的に考える。そしてすぐに改善する。この繰り返しをしてきました。
「すぐに是正しないと同じ事がまた発生するかもしれない」という危機意識を全社員が強く意識できるよう日々啓蒙しています。地味かもしれませんが、この積み重ねが現場の経験値となり、在庫管理精度が向上した要因と考えます。
物流は、お客様の事業の発展を支える「縁の下の力持ち」です。だからこそ、私たちは「品質」にこだわり続けたい。
在庫差異ゼロは、当然ゴールではありません。日々の改善活動を継続して更にブラッシュアップし、安心してお任せ頂ける物流パートナーであり続けます。

当社取得している業許可の一部です。

毎月、品質に関する打ち合わせの実施や、必要に応じ部署単位での打ち合わせを実施しています。


