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薬事倉庫の温度管理について
皆さんこんにちは。業務推進グループの新渕です。
春になり、少しずつ暖かくなってきました。
昨年は猛暑でしたが、今年の夏はどうなるのでしょうか。
気温の変化は製品に影響を与える場合があります。今回は温度管理についてお話をさせて頂きます。
以前に温度管理のブログを投稿したところ非常にアクセスが多く、温度管理の必要な製品を取り扱っている企業様は多いようです。
弊社では医薬品、体外診断用医薬品、医療機器、化粧品等をお預かりしていますが、一口に温度管理と言っても、管理の内容はお客様によりそれぞれ違います。(温度管理を必要としない製品もありますが、今回は割愛致します。)
室温管理の御指定の場合、1~30℃の管理となっている製品が多いです。弊社の大和センターの実績では年間を通じて17~24℃の間で推移しております。温度の確認は温度ロガーでの365日24時間の計測と、営業日に温度ロガー表示を目視確認することで確認を行っております。また、温度ロガーで管理幅を設定することができますので、何かあって温度異常が発生した際にも、予め設定した関係者へアラートメールが送信され、すぐに対処することができます。

室温以外では冷蔵の2~8℃、冷凍のマイナス10℃以下で保管しなければならない製品もあります。
大和センターにはウォークインタイプの冷蔵室・冷凍室があります。冷蔵、冷凍は上述の温度で管理しており、室温管理同様に温度ロガーでの記録と表示の目視確認を行っています。ウォークインタイプな為、冷蔵室の中でそのまま作業を行うことも可能です。

温度管理を行った配送については、大きくは冷蔵や温調車両のチャーター便で輸送する場合と宅配便や路線業者を利用運送で使用する場合があります。、全国に少量の製品を配送する場合には、温度を保ったまま輸送が可能な保冷剤及び保冷BOXの組み合わせがコストを抑えられます。もちろんその場合も温度ロガーを同梱して配送し、受取人様で温度の逸脱が無いことを確認してから受領することも可能です。
保冷BOXは常温車両で運んでも温度を保つことが可能ですので、一般的な貨物と混載で輸送することが可能です。北海道から沖縄までの長距離輸送にも対応できます。

物流や配送でお困りの方は是非一度ご相談ください。