静岡県12年ぶりに首位陥落。医薬品医療機器の合計生産額|医薬品の物流ならフェイバリット

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2023/02/15

【静岡県12年ぶりに首位陥落。医薬品医療機器の合計生産額】2023年2月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの大津です。ニュースレターをご覧頂きありがとうございます。今回は医療機器に関する内容をお届けいたします。

1位は栃木県。医薬品の一部品目県外へ生産移管進む

先日のニュースで、これまで全国1位だった静岡県における医薬品・医療機器の合計生産額が首位陥落と報じられていました。12年ぶりの事で、1位は栃木県です。理由は医薬品の一部品目で県外への生産移管による生産数減少と言われています。ただこの実績を医療機器だけで括ると静岡県は全国1位で、13年連続首位というので驚きです。ファルマバレープロジェクトによる県内企業の研究開発・販路開拓の支援や県外企業の誘致など、ものつくり県・産業のデパートとして県の産業発展を推進させています。

第二次世界大戦前から地場産業を中心に生産活動を展開し、東名高速道路開通後は東京や大阪に本社がある企業が、交通の利便性や立地条件の良さから工場を作り、今では医薬品や医療機器以外の製造企業も含め出荷額は全国上位となっています。

東京都ならではの立地条件。医療機器産業助成事業。

静岡県の強さは上記の通りですが、わたしたちフェイバリットがある東京都も医療機器についての支援をしています。医療機器産業参入促進助成事業として、開発から事業化までを対象として最大5,000万円、開発初期段階における構想や検証、試作にかかる費用を最大500万円助成しています。立地的には関西方面は遠くなるものの、空港、港から近く、全国各方面にも出やすい場所です。

国内での生産以外にも、海外から医療機器を輸入し、日本国内で認可を取り販売されるお客様も多数いらっしゃいます。輸入品の多くは、当社のお客様では東京港や横浜港、成田空港を使われています。輸入量は年々増加し、2019年の時点では2兆7,230円で、2018年に比べ1兆1,026円プラスとなっています。輸入品の物流を考えた場合、そのコストから港や空港から近いほうが良いです。

フェイバリットの強み。立地、そして物流サービス。

弊社は薬事物流を強みとしており、色々なお客様からのお問い合わせにお応え出来るよう医療機器製造業登録(包装表示保管)、高度管理医療機器販売業及び貸与業許可を取得している当社。海外製製品を日本国内で販売するにあたりその製造業登録をお客様にご利用頂けます。現在は東京都昭島市、武蔵村山市、そして神奈川県の大和市に薬事拠点を持つ当社ですが、業務拡大に伴い新たな拠点設置を検討もしており、お客様のご要望にお応えすると共に、付加価値をつけた物流サービスを提供できるように日々邁進しています。

社内活動について(改善活動)

毎月全員が提出。年間1000件の改善。

当社では毎月全従業員が現場の改善を実施し、その事例の中で優秀な結果を出してくれた方を表彰しています。前年度は年間合計で約1000件もの改善提案が提出され、そのうちの約250件、25%が表彰されています。

この活動は昔から続く活動で、毎月多くの改善提案が出されています。自らが考えた改善案を実行し会社を、現場をよりよいものにします。会社も良くなりますし、自分の仕事に対するモチベーションも上がります。それによりお客様への物流サービスの質も上がります。

担当者からの一言

皆さま、こんにちは。今回も当物流通信をご覧いただきありがとうございます。私は以前、グループ会社のアシストにおりまして、昨年からフェイバリットの大和センター勤務となりました。アシストではアパレルや雑貨関連の取り扱いで、今いる大和センターは医薬品や医療機器、化粧品などの薬事関連製品です。なれない現場でも周りが助けてくれたり、教えてくれたりと、自らも薬事倉庫のイロハを勉強しよりより物流サービスをお客様に提供できるように頑張っています。

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