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2022/12/15

【フェバリットコラム ~バイオの世界~】2022年12月度メディカル物流ニュース

皆さんこんにちは。フェイバリットの佐藤です。ニュースレターをご覧頂きありがとうございます。今回はバイオに関する内容をお届けしたいと思います。馴染みが薄いかもしれませんが参考になればと思います。

バイオサイエンス

バイオサイエンス。新しい言葉ではありませんが、最近よく耳にします。
生物や生命現象に関する学問のことですが、分子生物学などの最先端理論について扱う分野のことを指すことが多いようです。
地球上に存在する生物が行う様々な生命現象について、化学的、生物学的、工学的方法を使って詳細を解明し、その結果を人間が生きていくことに活用していこうとする研究分野と言えます。
最近CMで目にする、線虫を使ったがん検診「NNOSE」も話題です。
嗅覚に優れた線虫が、がんの匂いに反応することを世界で初めて発見し、その技術を応用して開発されています。
すい臓がんの受容体を特定して、すい臓がんにだけ反応する線虫も開発されたんですね。
下のグラフは、国立がん研究センターのがん早期発見と生存率のデータです。
がんの早期発見がいかに重要かわかります。

バイオミメティクス

バイオミメティクス(生物模倣)は、生物の構造や機能、生産プロセスなどから着想を得て、新しい技術の開発やものづくりに活かそうとする科学技術ですね。
空気抵抗を減らすためにカワセミのくちばしを参考にした500系新幹線や、フクロウの羽からヒントを得た騒音解消の仕組みは有名です。
ガのほとんどは夜行性ですが、かすかな明かりしかない夜に飛び回って生活できる秘密は、眼の表面構造にあります。
六角形の小さな眼がたくさん集まってできる複眼にはごく細かい突起が沢山あり、光の屈折率を変化させ取り込んだ光を反射させません。
光を反射させないことで、夜のわずかな光を目の奥まで届けています。
この仕組みをヒントに、映り込みの少ない無反射フィルムの開発は、テレビや携帯電話のディスプレイなどさまざまなものへの応用が期待されています。
人は古くから自然界から多くを学んでいますが、人と地球、両方のことを考えながら、自然をお手本にすることは、新たなライフスタイルの創造でもあるのではないでしょうか。
当社は薬事物流を強みとしており、色々なお客様からのお問い合わせにお応え出来るよう上記のような事も勉強し知識を蓄え活用しています。

業務事例のご紹介

医療機器のシュリンク包装

お客様より化粧箱に入った医療機器のシュリンク包装のご相談がありました。
以前は別な会社にシュリンク包装をお願いしていたそうですが、破れていたり、包装のシワが目立ちすぎるなどの問題があり、弊社にご相談がありました。
サンプル品をお預かりしテスト包装を実施。ご納得いただいた上で作業を行いました。
数百個の作業ご依頼で、納品させて頂いた製品もとても綺麗で満足していますとご評価頂きました。
継続案件となり定期的に作業のご依頼を頂いています。
医療機器に関わらず、色々な製品のシュリンク包装に対応していますので、シュリンク包装をご検討されておりましたら一度弊社までご相談下さい。

担当者からの一言

エコプロダクト2022が、12月7日から9日まで東京ビックサイトで開催されました。
SDGsを軸とした持続可能な街づくりや社会づくりについて、多彩な情報発信を行っています。
10年位前までは毎年行っていましたが、今年久しぶりに行ってきました。
ただ、SDGsが注目されたせいか、企業の展示が多く地域に根差した展示が少なかったように思います。
ThinkGlobally、ActLocally「地球規模で考え、足元から行動せよ」という言葉がありますが、少し寂しく思いました。

東京メディカル部物流センター佐藤

精密機械部品物流

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