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2022/11/15

インフルエンザやコロナウイルスの対策と検査キットの取り扱いについて

こんにちは!フェイバリットの山本です。
都内でも紅葉も始まり、一部の場所では見ごろになっているところもあります。
まだ昼と夜の温度差があり、体調管理をしっかりしなければなりませんね。

コロナウイルスの感染者は一時減ってきたと思われましたが、最近になって増加傾向にあり引き続き注意が必要です。
その中で、この時期になると出てくるのが「インフルエンザ」です。
メディアでも今年は流行すると発信していて、当社でもインフルエンザの予防接種を先月行いました。

インフルエンザにかからないよう日頃の予防も大事ですね。
マスクの着用(これは今皆さんがやっています)、手洗いうがい消毒など、コロナウイルス対策と似ています。
同じように日頃から心がけていればある程度は防げると思います。

手を洗う、消毒するという点ですが、手を消毒するのに使用している物で、「アルコール」と「ノンアルコール」のタイプがありますね。

WEB上で見た情報によると、下記のように書いてありました。

・アルコールタイプ
  既に付着したウイルスをすぐ無毒化させるのに有効。
  しかし後から付着したウイルスの無毒化はされにくい。

・ノンアルコールタイプ
  ウイルスの無毒化には数分かかるが、その効果が数時間持続する。
  (塩化ベンザルコニウムとグルコン酸クロルヘキシジンという成分が入っている物の場合)

状況によって使い分けるのが良いそうです。

又、手洗いも効果的です。流水による15秒の手洗いだけで100分の1に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと10,000の1にウイルスを減らせるとされています。石鹸で洗うのはとても効果的ですね。

ただ公共の手洗い場に石鹸が無いこともあります。通販や店舗で携帯できるサイズの石鹸やハンドソープが売られていますので、それを携帯し必要に応じて使用するのも良いかと思います。

弊社では色々な商材の物流をしています。これから流行するインフルエンザの対策として消毒液や洗剤が多く出回れば、その物流も活発になると思います。

消毒液は消防法の都合、アルコールタイプは可燃物になり保管量の制限や取扱いの管理上許可が必要だったりと少し面倒な部分がありますが、ノンアルコールタイプならそれを気にする必要もなく取り扱えます。

石鹸やハンドソープも流通加工や出荷判定の業務が無ければ取扱い上許可等はいらないので当社でも取り扱いが簡単になります。

又、インフルエンザやコロナウイルスの検査キットをEC通販で販売しているのも見受けます。
最近ではインフルエンザとコロナウイルスが同時に感染してしまうというニュースもありました。巷ではそれを「フルロナ」と呼んでいます。

検査キットもコロナだけ、インフルエンザだけに対応した物だけでなく、両方同時に検査ができるタイプの物が流通していますが、「研究用」と表示されているものばかりです。これは国が認めていない製品で医療機器でも体外診断用医薬品でもありません。いわば雑品の扱いになる製品です。これで検査をしてもその結果が正しいとは言えず、ウイルスの感染の疑いが出たら病院へ行かれる事をお勧めします。

国が認めた検査キットは「体外診断用医薬品」と記載されていて、我々物流会社が取り扱う場合体外診断用医薬品製造業許可や医薬品卸売販売業許可等を必要とします。当社では体外診断用医薬品の製造業許可を取得していますし、医薬品卸売販売業はお客様の名義で取得をしており、その取得支援もさせて頂いています。

製品の保管、入出庫作業を外部委託される事を検討中でしたら、一度フェイバリットまでご相談下さい。ぜひお気軽にお問合せ下さいね!

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