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2022/04/25

冷蔵冷凍輸送について ~宅配・チャーターの対応~

皆さんこんにちは!フェイバリットの田部です。

4月も半分を過ぎ、外気温も20℃を超える日が出来てきました。
東北の雪国エリア出身である私にとって暑さは天敵です。とても苦手です。
体温の上昇を抑える為に、インナーシャツを夏用に変えたり、アウターは長袖から半袖に変えるなどして体調管理をします。

弊社の物流業務においても暑さ寒さに弱い製品の取り扱いがあります。
化粧品などは高温になってはなりませんので、空調設備のある定温フロア(30℃以下)で保管し作業を行います。
冷蔵品も庫内温度5℃前後の冷蔵庫内で保管し、出荷時は保冷剤を入れる、アルミ袋に入れる、発泡スチロールを使うなど温度管理が行える方法を取り温度上昇の抑制をします。
入れる保冷剤のタイプや量により保冷温度も保冷時間も異なります。
発泡スチロールも発泡倍率によって保温性が異なります。

発送時もクール便を使いますが、注意しなければならない点があります。
ヤマト運輸や佐川急便などの宅配便を使って冷蔵冷凍発送を行う場合、各社で温度の設定が異なります。

・ヤマト運輸 冷蔵温度帯0~10℃ 冷凍温度帯マイナス15℃以下
・佐川急便  冷蔵温度帯2~10℃ 冷凍温度帯マイナス18℃以下

ちなみにですが、各社とも冷蔵冷凍品の取り扱いで集荷できるサイズ重量も異なります。
ヤマト運輸は120サイズ以下15㎏までとなっており、佐川急便は140サイズ以下30㎏までとしています。

厳密な温度管理が必要でしたら、チャーター便の使用をお勧めします。
GDP対応(Good Distribution Practice)での運送が行えます。

宅配便は、商品を集荷後、営業所やターミナルを経由して指定納品先へ届けられます。
トラックからの積み下ろしや、営業所やターミナルでの仕分け積み替えで一時的ではありますが、温度差がある場所を通過します。温度変化の影響を受けないようにするには状況を踏まえた梱包を行い温度変化による品質劣化を防ぎます。
(製品によって取扱いルールが異なりますので、お客様としっかり打ち合わせをして対応します)

これから暑い夏も到来します。連日外気温が40℃を超すこともありますので、温度管理が必要な製品の取り扱いには十分注意しなければなりません。

温度管理を必要とする製品の物流業務でお困りでしたら一度フェイバリットまでご相談下さい。

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