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冷蔵冷凍保管が必要なワクチン・治験薬・試薬。物流会社が出来る事。
皆さん こんにちは 株式会社フェイバリットの田部です。
コロナウイルスが猛威を振るい、東京都内の感染者は毎日1000人を超えています。
アメリカのファイザー社やモデルナ社が、コロナウイルスに有効なワクチンを開発。
日本政府はファイザー社ワクチンを2月に承認し、接種開始に向け準備を進めています。
モデルナ社ワクチンも5月には承認される見通しです。
この2社のワクチンは冷凍冷蔵温度帯での保管が必要であることは皆さまもご存じの事がと思います。
ファイザー社製はマイナス80度で、専用の機器がなければ保管が難しいです。
一方でモデルナ社製はマイナス20度と巷にある冷凍庫の温度帯であれば品質が保たれるます。
さて、そのような冷凍冷蔵温度帯で保管が必要な製品はワクチンだけでなく、
試薬や治験薬なども冷凍冷蔵保管を必要とされ、弊社には数多く保管代行のご相談が来ております。
冷凍冷蔵保管のニーズにお応えするべく、
弊社では今年の4月頃に冷凍冷蔵保管に対応できる倉庫の新設準備を進めています。
場所は神奈川県大和市にある株式会社綜友です。
3階のフロア300坪を薬事対応ができるよう造作し、その一角に冷凍冷蔵庫の設置をする予定です。
2℃~8℃の冷蔵温度帯と、マイナス20℃の冷凍温度帯での保管管理を予定しております。
又、使用期限やロット管理も、弊社オリジナルのクライトWMS(在庫管理システム)で行い、
その情報をお客様にもご覧頂けるシステムとなっています。
輸送面でも温度管理が必要な製品も、弊社のパートナー企業と協力し、
冷蔵冷凍輸送の対応が出来る他、ロガーでの管理対応も出来ます。
医薬品などだけでなく、食品の冷凍冷蔵保管のニーズが高まっており、
国内の冷凍冷蔵倉庫を所有する企業も、その倉庫が満床状態でお受けする事が難しい状況となっています。
必要とされるワクチンや試薬、治験薬を安全に保管管理、輸送をし、
物流面で社会に貢献したいとフェイバリットは考えております。
冷凍冷蔵保管が必要で、自社での対応にお困りでしたら、弊社までご相談下さい。