身近な医療機器、コンタクトレンズの未来|医療機器の物流ならフェイバリット

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2020/11/16

身近な医療機器、コンタクトレンズの未来

みなさん、こんにちは。フェイバリットの後関と申します。
当社ブログをご覧いただきありがとうございます。
今月は、当社で扱っている製品、サービスに関する豆知識やコラムをお届けいたします。
みなさんのお役に立てるような情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

フェイバリットでは、医薬品・医療機器などを扱うメディカル物流を強みとしています。
医療機器といえば、さまざまなものが思い浮かぶと思いますが、
私たちにとって身近な医療機器のひとつに「コンタクトレンズ」が挙げられます。

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私も目が悪いので使用しているのですが、最近は視力矯正のみでなくカラーコンタクトや
サークルレンズなどおしゃれのアイテムとしても欠かせないものになっていますよね。
今回はそんなコンタクトレンズについて、未来ではこんな使われ方をするかも!
といったお話をさせていただきます。

アメリカでARコンタクトレンズを開発中

アメリカの新興企業Mojo Visionは世界初となる
スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の開発を発表しています。
視界に情報を表示するディスプレイを内蔵したARコンタクトレンズです。

ARとは、Augmented Realityの略で、拡張現実のことを指します。
実際の映像とCGを合成することで、現実の世界に仮想空間を作り出す技術です。
ポケモンGOの流行でも話題になりましたが、現実世界に仮想のコンテンツを投影できることから、
衣服のバーチャル試着やメイクのバーチャルタッチアップといったサービスにも活用されています。

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「Mojo Lens」は「目に見えないコンピューティング」と呼ばれるコンセプトのもと、
コンタクトレンズを通して見ることで、レンズに埋め込まれた極小のARディスプレイにより
視界にテキストや映像などの情報が表示されます。
まるで映画の世界のような話に聞こえますが、この技術を使用すれば
天気予報や電車の遅延情報などもコンタクトレンズを通して確認できるようになるかもしれません。
近年ではスマートウォッチなどの小型な情報端末が次々と発売されていますが、
ついにコンタクトレンズで情報を得られるようになるとは驚きですね。

現在は実証実験中の段階で発売は未定ですが、ゆくゆくは医療現場での活用も目指しているとのことです。

物流業界でもARの活用がはじまっています!

現実世界にコンテンツを映し出すARですが、フェイバリットの業務に近いところでは、
倉庫のピッキング作業に活用される事例もあるようです。
DHLサプライチェーンでは、倉庫内の通路や保管場所などの情報を
ARで表示する「Vision Picking」というシステムを活用しています。
従業員はスマートグラスを通して見ることで、通路や保管場所の情報が視界に表示され、
ピッキングミスを削減できるのがメリットとのことです。
作業をハンズフリー化できるため、業務スピードを上げることができ、
実際に作業効率が25%アップしたというデータもあるようです。
未来の倉庫現場ではピッキングデータも発送先も、
情報はすべて目の中に飛び込んでくるような世界になるのかもしれませんね。

薬事対応が必要な製品の流通加工業務も対応可能です!

今回はコンタクトレンズについてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
コンタクトレンズは医療機器のなかでもレベルの高い高度管理医療機器に分類されています。
フェイバリットでは、このようなリスクの高い医療機器についても対応が可能です。
また、グループ会社のセゾンにおいても、薬事対応が必要な製品の流通加工業務に対応しております。
PCR検査キットのセットアップ作業など、医療機器、化粧品、医薬部外品の案件のご相談もお待ちしております!

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